だれでも3D見積シミュレータ:操作マニュアル

チュートリアル:ソファシミュレータを作る


「だれでもシミュレータ」を使用した3D見積りシミュレータ構築までのチュートリアルです。
今回は、「カラーを選べるソファのシミュータ」を作ってみます。

【完成形はこちら】
https://3d-simulator.com/?uid=tutorial-demo&n=1&s=001

【チュートリアル使用データ】
チュートリアルで使用するデータを以下からダウンロードしてください。

ソファシミュレータ:チュートリアル用データ
tutorial_data_sofa.zip


STEP1基本データの設定から3Dオブジェクト化まで
最初にブルーのソファを作ります。

【3Dメッシュデータ登録】
まず、ソファの基本パーツとなる「3Dメッシュ」用にobjデータをアップします。
パーツは4つ、
・ベース「sofa_base.obj」
・背もたれ「sofa_backrest.obj」
・座面「sofa_seat.obj」
・脚部分「sofa_foot.obj」
に分かれているのでそれぞれ登録します。
登録時には、管理しやすくするために「名称」と「サムネイル」を保存します。

【マテリアルデータ登録】
次に「マテリアル」を設定します。

まずはソファのブルー部分のマテリアルを登録します。
先ほど登録した「3Dメッシュ」とペアで使用するマテリアルは、テクスチャ画像もそれぞれ、ベース「sofa_base_blue.jpg」背もたれ「sofa_backrest_blue.jpg」座面「sofa_seat_blue.jpg」、と分けて登録します。

脚部分はテクスチャを設定せず、マテリアル設定で色調や素材感を調整します。

バンプマッピング画像には、ベース「sofa_base_bump.jpg」背もたれ「sofa_backrest_bump.jpg」座面「sofa_seat_bump.jpg」、と分けて登録します。

マテリアルはそれぞれ調整できる項目がありますが、まずはデフォルトのままで進めます。
こちらも登録時には管理しやすくするために、名称とサムネイルを保存します。

これでマテリアル登録ができました。

【3Dオブジェクト登録】
次に、準備した「3Dメッシュ」「マテリアル」をそれぞれを組み合わせて「3Dオブジェクト」に登録しソファのブルー部分を作り上げます。

先ほど登録した、ベース・背もたれ・座面のパーツをペアにして登録してゆきます。

これでソファのブルー部分ができました。
※尚、脚部分は今回変更を加えないので別の「3D オブジェクト」として登録します。使用方法は後述します。

こちらも登録時には管理しやすくするために、名称とサムネイルを保存します。


STEP2:選択用のバリエーション追加
次に、ユーザーが選べるアイテムとして、ソファのグレー部分を追加します。

3Dメッシュはブルーのソファと共通なので、obj は登録せず、先ほどの「3Dメッシュ」データを流用します。

マテリアルはグレーソファ用にSTEP1同様の手順で追加、テクスチャ画像は以下、ベース「sofa_base_gray.jpg」背もたれ「sofa_backrest_gray.jpg」座面「sofa_seat_gray.jpg」とそれぞれ登録します。

バンプマッピング用のテクスチャはブルーソファのものと同じ画像を使用します。

ソファのブルー部分同様、「3Dメッシュ」「マテリアル」それぞれを組み合わせて3Dオブジェクトに登録すればソファのグレー部分の完成です。


STEP3:ダイナミック3Dオブジェクト作成とステージ設定・公開
ソファカラーをシミュレータで選べるように、「ダイナミック3Dオブジェクト」に登録します。

ダイナミック3Dオブジェクトの空きスロットを選び、使用する3Dオブジェクトを登録します。
ひとつ目にソファのブルー部分、ふたつ目にグレー部分を選択します。
※順序は逆でも良いです。

商品の価格、イメージや概要も必要に応じて登録します。
これでシミュレータに使用するダイナミック3Dオブジェクトが完成しました。

次に実際のシミュレータとなる「ステージ設定」を行います。
ここではステージに表示させる「3Dオブジェクト」「ダイナミック3Dオブジェクト」「ダイナミックオブジェクト」を登録できます。
今回は変更を加える「ダイナミック3Dオブジェクト」としてソファカラーを、変更しない固定オブジェクトとして「3Dオブジェクト」の「脚部分」を登録します。

その他、シミュレータとして必要な項目を設定します。
今回は単独商品なので共通設定ページでARはあり、VRはなしに設定しましょう。
※トライアルモードではARはご利用いただけません。
その他必要事項があれば登録します。

後は公開URLボタンをクリックすれば、実際の商品シミュレータが表示されます。
これでシミュレータの完成です!
あとはこのURLを見積りシミュレータとしてウェブやSNSでご自由にシェアください。


STEP4:カタログ機能の利用
「だれでもシミュレータ」にはシミュレーション結果を一覧表示する「カタログ機能」があります。その構築方法は以下の通りです。

シミュレータ上で選択結果を「シミュレータ・コード」としてお気に入り保存し、その値をカタログ設定ページに登録します。

必要に応じて画像や概要を入力します。

入力が完了したら「カタログを見る」ボタンからカタログページを確認しましょう。

ダイナミック3Dオブジェクトやステージ設定で入力した内容は自動で読み込まれ表示されます。
印刷にも最適化されて出力されるので、そのままプリンタから印刷したり、PDF保存してウェブ掲載なども可能です。